パーマのこと

January 20, 2016

パーマは名前で選ばないで!!

parm


デジタルパーマ、エアウエーブ、クリープパーマなどなど、
ここ数年間のパーマブームで色々な名前が世の中に出てきていますが、
美容技術は、
同じ名前が同じ結果の出るものではないことに注意してください。

例えば,
デジタルパーマといっても、サロンによって温度の使い方も違うし、感傷効果をもたらすトリートメント・オイルも違い、当然結果はまったく違ってきます。

さらに、
パーマ技術全般で、一番違ってくるのはワイディングノウハウなんです。
デジタルパーマなのか?
エアウエーブなのか?
より、
ワインディングスライスはどのくらい?
ピボットポイントはスタート側?エンド側?
毛先巻き?中間巻き?
リバースに巻くのか?フォワードに巻くのか?
こちらの方が重要になります。

「何を使うかよりも、どう使うか!」
「何々パーマか?よりも、ちゃんとパーマの勉強をしているサロンか?」

ただ、昨今のクリープ系パーマは、やはり再現性、モチが良いので、
当店では「ドライカールシステム」をお勧めしています。

odawarabiyouin at 13:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 23, 2011

パーマがかからない原因

よく新規でみえたお客様に
『私、パーマがかからないんです』
と言われることがあります
でも、本当にかからないんでしょうか?
本当はかかるのに『かからない理由』があるからかからないだけなんでは?!
その人それぞれの『かからない理由』さえわかれば
もっとカールスタイルを楽しめる人が増えるんではないでしょうか!

ここではよくある『かからない理由』をいくつか紹介していきましょう

①パーマ液の反応を妨げられる
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髪自体がしっかりしていてハジく
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シリコンなどのシャンプーで、壁ができている

パーマ液をつけたって、髪の中に入って髪の結合を解いてくれなければ、パーマはかかりません
キューティクルが丈夫で薬をハジきやすかったり
普段お使いのシャンプーに、手触りをよくするシリコン等が過剰に入っていて、皮膜ができてしまい薬が中に入りにくい状態になっていたり
様々な妨害でパーマ液が正常反応できないことがあります

近年発売されたシャンプーは特に注意してください
それが原因でかかりが悪くなる場合が多くなってきています


②パーマ液が反応する相手がいないnonp003
カラーやパーマで髪が痛むと
髪の中にあるパーマをかける時に必要な結合が少なくなり、パーマをかけることが困難になります
いくら薬が頑張っていい仕事しょうとしても、相手がいないことにはしょうがありません

これを補うために、ケラチン等のタンパク物質を使用するサロンもありますが、Veloceのテストでは良い結果が出ていません

従来のパーマはこのS-S結合の組み換えだけでかけていましたが、ダメージなどの原因からかかりが甘くなることが増えてきました
この対策として出てきたのが加水分解とゆう別の反応を使う形状記憶型パーマです
デジタルパーマ・ヒートパーマ・エアウェーブ・ドライカールなどです


③カットが原因でかからない
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お客様の側からみると『パーマ』と『カット』は別々のものにうつるようですが、この2つは非常に関係の深いものです

過剰にスキ鋏ですかれた髪には、どんなにすばらしい技術でパーマ形成を行っても、きれいにカールが出てこないことがあります
正しく言えば、パーマ自体はかかっているのにカールの束を形成するだけの毛がないので、かかっていないように見える(ゴワゴワしてみえる)のです


④デジタルパーマ後パーマがかからない
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最近増加しているデジタルパーマ経験者
確かに、パーマがかからない理由の多い毛には、かかる可能性の最も高い方法だと思いますが、その分リスクも大きいことを理解しておいてください
(Veloceでは必要性と危険性を考慮した結果、デジタルはおこないません)

100℃以上の熱を15分以上もあてるデジタルパーマは、髪内部の蛋白質の変化が非常に大きいため、同じ部分に3回以上かけると、目玉焼きが焦げるように髪がボロボロになるといわれています
当然その状態でパーマをかけようとしても、薬が反応する対象が変化してしまっているのでかかりません

この髪の中の蛋白質の変化の具合は、察知することができないため、お客様の求めるカールをお約束することが難しいのです

odawarabiyouin at 11:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 19, 2011

形状記憶系パーマ*ドライカールシステム

ここ最近
「新しいパーマです」
「最新のカールシステムです」と
次から次へと新しい名前のパーマを聞くと思いますが、そのほとんどが再現性を重視したカール造形です

『乾かしただけで形になる』とうたっているパーマは、今までのパーマの置換反応とゆう髪の毛の中の変化に、加水分解とゆう変化をプラスています


デジタルパーマと危険性
onnanoko01形状記憶系パーマでよく知られているのがデジタルパーマです
これは熱の力を使って加水分解を起こさせるために、ロッドが100℃~140℃の発熱をして15分以上髪を焼きます

デジタルパーマはとても再現性を出しやすいカールシステムですが、強い熱を使うとゆう点で髪に大きなストレスをかけます
3回以上同じ髪にかけると、ほとんどの場合、再生や別の形成は不可能になります

(*もしデジタルパーマを1度でもなさったお客様は必ず告知してください)

Veloceのドライカールシステム
drychanデジタルパーマが高い熱で加水分解をおこすのに対して
エアウェーブなどのドライカールは、乾燥による加水分解でカールつけをします
そのため安全に形状記憶状態が得られます

またデジタルでは不可能だったショートヘアでもOK!
根元の立ち上がりやハリ・コシにも効果的です


普通のサロンではドラカール用にエアウェーブとゆう機械を使用しますが
Veloceではさまざまな理由から(企業秘密)
もう少しレトロな機械を使用しています
見た目はあまりよくありませんが仕上がりは負けませんよ!

odawarabiyouin at 12:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

February 13, 2011

デジタルパーマって何?

デジタルパーマってなんだろう?

やや話題先行ぎみの感があるデジタルパーマ!!
『乾かすだけで形になる』
『長持ちする』
『ツヤがでる』
いろんな噂がとびかっていますが
「本当はデジタルパーマって何?」
と疑問をもった人も多いはず
ここではできるかぎり解りやすく説明をさせていただきます


今までのパーマはどうやってかかっていたの?
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髪の中にある分子結合のうちの1つ
シスチン結合という手の結び変えです

deji2
1液をつけると
シスチン結合の手がはなれます

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ロッドに巻きつけると
今までつないでいた手の位置がズレます

deji4
2液をつけるとズレた状態で
今までとは違うお隣さんと手をつなぎます

簡単に言えば
フォークダンスでパートナーを変えるように
髪のなかで繋いでいた手を別の人と変えることによってパーマがかかります
このため『かかりすぎ』『弱すぎ』といったときも
また薬をつければ変更がききやすいといった利点がありました
カールの特徴は濡れている時にしっかり出て乾くとダレやすい


デジタルパーマは目玉焼き?!
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専門的な表現をすると
今までのパーマは置換反応とゆう手の繋ぎ変えだったのに対し
デジタルパーマは加水分解とゆう
熱を使って蛋白質を変化させることによってかけています
これは目玉焼きを作ることとよく似ています

medama1
生の卵は軟らかく形が定まりません

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もしJ型のフライパンに落としても
ボールに戻せば元に戻ります

medama3
しかし
そこに熱を加えれば
加水分解がおきて硬くなります

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型から出しても
形はくずれません

まあ、少々乱暴な例えかもしれませんが
デジタルパーマの加水分解とゆうものを感覚的にとらえるには
良い例だと思います


縮毛矯正に似ています
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もう御存知の方も減ってきたかと思いますが
アイロンタイプの矯正が出るまでは
薬をつけてパネルに貼ってといったストレートでした
従来のパーマと同じで髪の中の手の繋ぎ変え(置換反応)だけの矯正技術です
現在のアイロン縮毛矯正は
置換反応(フォークダンスのような手の繋ぎ変え)と
アイロンの熱を使って加水分解(目玉焼き反応)を併用しています
デジタルパーマも
矯正でのアイロンが熱の出るロッドに置き換えられただけで
反応としては非常に良く似ています


デジタルパーマのスゴいとこ
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なんといっても再現性の高さ
乾かしただけでカールが形状記憶状態に蘇ります
加水分解(目玉焼き反応)による特徴です
髪の硬化によってハリ・コシも出しやすい
もう1点
痛んだ髪への対応力がある
従来のパーマではシスチン結合の手の組み換えでしたが
髪が痛むと、そのシスチン結合が髪の中に少なくなってしまします
ハイブリーチした髪にパーマがかからないのはこのためです
デジタルパーマでは
少なくなったシスチン結合の部分を
水素結合を利用した加水分解(目玉焼き反応)で補うことができます


デジタルパーマの危険性

デジタルパーマの良さである
『再現性』『カールのハリ・コシ』『持続性』『ダメージヘアへの対応』などは
加水分解(目玉焼き反応)がしっかり成されれば成されるほど
表現されます
しかし、
加水分解がしっかり行われれば弊害として炭素化がおこります
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縮毛矯正を何回か繰り返したことのある方なども同じような症状を感じたことがあるかと思いますが
毛が乾燥しやすくなって手触りが悪くなる場合があります
矯正は180℃のアイロンを1秒ほどでスルーしてしまうので毛の表面にしか熱が伝わりませんが
デジタルパーマは通常100~140℃のロッドを10~15分加温するため
髪の内部まで反応が起こります
このお陰でしっかりとしたカールが得られるのですが
その代わりに内部まで炭素化(炭になる)してしまいます


デジタルパーマを完全否定しているつもりはありません

最後になりましたが
デジタルパーマを否定したくてこのページを作ったつもりはまったくありません
むしろ今後の可能性に期待していますし
方法論を少し変えてVeloceでも導入するつもりでいます
(現在は従来のパーマとデジタルの中間的メモリーカールシステムを行っています)
ただ、お客様に選択する上での情報を提供したかっただけです
デジタルを導入しているサロンでは危険性について説明してはくれないでしょうから・・

odawarabiyouin at 12:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
こんにちはVeloceです